かたつむり

   
今日は片づけをしようと思い押入れの中に頭を突っ込む
奥へ行くほど懐かしいものが出てくる
引っ張り出すだけ引っ張り出して、本日は終了
明日から少しずつやっていく
今まで捨てられなかったものも処分して
少しスッキリしたいから



そのあとはコーヒーを入れて
小川糸さんの「食堂かたつむり」を読んだ


読み進むにつれて
食べるということ、その素材について
じわんと沁み込んでくる


食欲と食べるという行為、性欲と性行為
それらに何か根底でつながりを感じているわたしだから
そう思うのかもしれないけど
どことなく、そういう匂いも感じてしまう


泣いてしまうところもあって
左手に本、右手にティッシュを握りしめて
一人をいいことに泣きまくった


今の自分には刺激でもあり救いでもある本だと思った