白靴下

   
今日は格別に寒いなと思った。
歩くときも知らず知らず早足になっていたりする。


そんな中、図書館へ。
爆笑問題のニッポンの教養」で常光徹さんが出演していたときに後ろにある本棚に並んだ本、どんな本があるのかじっと見ていたのだけど「怪異学の技法」というものがあって、気になって借りてみた。

もう一冊は読みきれなかった「異界談義」を延長で借りる。小説も借りようと思ったけど子の二冊でいっぱいいっぱいかと思うので今回は二冊で。


同じ系統になってしまったので読んでいるとどっぷりそのモードになっていくかもしれないのです。




今日は寒いからかどうかわからないけど散歩中のレオンはものすごい勢いで短いコースで帰りたがる。


今日は何事もなかったのだけど、昨日の散歩の話。


家も近くなってきたころ、ふと後ろを振り返ると、ぴたっと止まる。
白い靴下を履いた足だった。
しかも靴下の部分だけ。


ええ〜わたしは視えない性質なのに。


少し進んでまた振り向くとその足も止まる。


あれ、でも小さい足だなと目を凝らす。
よく見るとうっすら身体もわかってきた、白靴下の犬か猫だ。

姿は猫みたいで大きさが犬くらい。


な〜んだと思いながらレオンを見ると一切気がついてない。


ええ〜普通あなたが先に気がつきそうだけど。


そしてその犬だか猫だかの存在に気づくことなく彼の散歩は終わりました。