焦燥感



アナタに触れる前の自分はどんな自分だったのだろう
もう思い出せなくなってきている

今からその頃に戻ったとしたら楽かもしれない
でもその開放感はそのまま喪失感に変わる

今は開放感も喪失感も選べなくて
ひたすら焦燥感に押しつぶされそうで

何も言えずふたつに分かれていきそうな自分がこわい