2008-01-12 清らかな狡さ 言葉 雨の日 寒い日 できる限り体を丸く小さくして眠る それはまるで 腹の内から流れ出るものに抵抗するよう 固く閉じた瞼の裏 いくつもの光の粒子が飛び交う中 ゆっくりと落ちていく どこへ落ちていくのか 選ぶことができるのを知っているくせに 助けて欲しいと懇願するような視線を投げかける そんな狡い自分